過去1ヶ月で5000個以上購入されるほど大人気の充電器、AnkerのNano II 45W。きっと今回のAmazon初売りでもバカ売れするでしょう。
実際にぼくも以前使っていましたし、あのコンパクトさで45W充電はすごいです。
ですが、スマホ用にAnkerのNano II 45Wはおすすめしません。
この記事を読まずにAnkerのNano II 45Wを買うと後悔します。せっかくここにきてくださったのなら、Amazonでポチる前に読んでください。最後まで読んで、それでもなおAnker Nano II 45Wを買うと言うのならぼくは止めません。
CIO NovaPort DUO 45Wを買え
最初に結論からお伝えします。
Anker Nano II 45Wを買おうとしている人、いえ、スマホ用充電器を探している人は全員「CIO NovaPort DUO 45W」を買いましょう。
これがスマホ用最強の充電器です。
大きさはほぼ同じ
- Anker Nano Ⅱ 45W:3.5 x 3.8 x 4.1 cm・68g
- CIO NovaPort DUO 45W:4.6 x 3.6 x 2.9 cm・78g
写真で見てわかるとおり、CIO NovaPort DUO 45Wはめちゃくちゃコンパクトです。Anker Nano II 45WはNovaPort DUO 45W購入後に売却して手元にありませんが、こちらも非常にコンパクトです。2つの大きさはほぼ同じです。
最大45W出力も同じ
充電時の最大出力はどちらも45W。ここは互角です。
USB-C×2ポートでCIOの圧勝
最後の比較はポートの数。ここで決定的な差がつきます。
- Anker:単ポートで45W充電のみ
- CIO:20W×2台同時充電可能
まだピンとこない方のために、実際の充電テスト結果をお見せします。充電開始時はiPhoneが20%、Galaxyが15%です。
- CIOで60分充電した場合
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20W×2台同時充電でiPhoneは88%、Galaxyは93%
- Ankerで同じ60分(それぞれ30分ずつ)充電する場合
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iPhoneが66%、Galaxyが73%。同じ60分後の結果がCIOと大きく差がある。
- AnkerでCIOと同程度まで充電する場合
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iPhoneを60分、Galaxyを45分、合計で105分充電してようやくCIOと同程度まで充電できる。
20W×2台同時充電のすごさをわかっていただけたでしょうか。
ちなみに、他メーカーにはCIOと同じUSB-C×2ポートの充電器もあります。でも、そのなかでCIO NovaPort DUO 45Wが一番小さいです。性能が同じなら小さいほうがいいのは言うまでもありません。
充電テストはiPhone12とGalaxyS23Ultraで行っています。環境により結果が異なりますので参考程度にご覧ください。
そもそもスマホの充電は20Wで十分
充電器の出力は高ければ高いほどいいんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
スマホはそれぞれ最大充電速度が決まっていて、ほとんどのスマホは最大20W前後なんです。45W出力なんて必要ありません。45W充電を活かせるのはGalaxyのUltraシリーズなど、ごく一部のスマホだけです。
実際に、iPhoneを45Wで充電しても20Wで充電したときとほとんど同じことが先ほどの結果からもわかります。
スマホの充電においては、45W単独より、20W×2のほうが圧倒的に価値があります。
おことわり
AnkerよりCIOのほうが断然いい!と自信を持って言えます。
ですが、Ankerの製品を否定するつもりはまったくありません。実際、Anker Nano II 45Wはぼくも以前使っていましたし、初めて買ったときはその充電速度とコンパクトさに感動しました。
ただ、高性能かつ大人気だからこそ、比較することでよりCIO NovaPort DUO 45Wの魅力が伝わると思い、このような比較を行いました。
まとめ
- スマホの最大充電速度は20W前後
- 45W単独より20W×2
- CIO NovaPort DUO 45Wがスマホ用最強の充電器
ここまで読んでまだ、Ankerを選ぶという方がいれば、それは好みの問題でしょうからぼくは止めません。でも、実用的かつ圧倒的に高性能なのは間違いなくCIO NovaPort DUO 45Wです。
CIOの製品はどれも高性能かつコンパクトで、家族や友人にも自信を持っておすすめできます。
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